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投資ガイド

不動産投資はリスクが高い?

 不動産投資はFXや株など他の投資に比べて、初期投資額が高いという特徴があります。
いきなり多くの資金を注ぎ込む必要があるため、リスクも高く感じるようです。
FXや株式、先物取引はハイリスク・ハイリターンの投資ですが、不動産投資は、
ミドルリスク・ミドルリターンの投資となります。
FXや株と違い、簡単に投資商品が消えることがなく、それが不動産の一番の強みでしょう。

不動産投資のリスクを
回避する方法

不動産投資で成功するには購入前から備える必要があります。
注意するポイントをまとめましたので是非ご参考ください。


POINT 1
賃貸の価値をしっかりと確認する

立地に関して

人気のエリアで駅近なら価値は高くなります。
物件を購入する前に、必ずその物件が賃貸需要の見込める立地にあるか確認するようにしましょう。

修繕歴の有無

中古の物件を購入する場合、何年にどういう修繕をして、費用がいくらだったかをチェックするようにしましょう。
修繕が多いといい物件とは言えない為、しっかりとチェックを行うようにしましょう。

物件の空室期間

人気の物件であれば入居者が常に見込める為、不動産管理会社の履歴から空室期間を調べて空室期間が短い物件、人口の流動性が高い地域の物件を選ぶようにしましょう。

POINT 2
収支の計算を事前にしっかりと行う

不動産投資を成功させるためには、諸費用や各種リスクを考慮しましょう。
月々の家賃の収入だけを見るのではなく、家賃から必要経費を引いて実際にいくら手元に入ってくるのか、将来的にはいくら得ることが可能なのか、自分に合った投資額なのかをしっかりとシュミレーションしておくことが重要です。
トーマスリビングのサイトでは、ご希望の物件のシュミレーションが簡単にできますよ。

POINT 3
自己資金をしっかりと用意する

不動産投資は自己資金ゼロでも始めることはできますが、後々苦しいことになります。すべてをローンでまかなってしまうと月々の返済金も多くなり、予定外の支出があるとそれも借金する事となり自己の生活まで脅かされてしまいます。
また、ほとんどの金融機関で、本体価格のみしか融資を受けられないなど、フルローンはとてもハードルが高いのが現状です。
自己資金は物件購入の諸費用、頭金、リスクに備える資金として準備を行い、物件価格の2割~3割を準備しておくとよいでしょう。

POINT 4
不動産投資の代表的なリスク

不動産投資は何歳からでも始められます。
利回り4~5%で安定的に資産を増やす事ができ、節税にもつながります。
もちろん投資商品ですので、メリットもデメリットもあります。
所有後のリスクもしっかりと把握して、回避できるように準備しておきましょう。
まずは不動産投資の主なリスクと対処法を確認します。

空室リスク

空室リスクとは物件に借り手が決まらずに、家賃収入が途絶えることを言います。利回りのいい物件を選んだとしても、入居者が決まらなければ利回り自体活用ができません。
不動産投資はできるだけ空室期間を作らないのが理想です。
特にほとんどの方がローンを組んでの投資となる為、空室が発生すると返済が厳しい状況となります。
賃貸需要のあるエリアや入居率の高い実績の管理会社を選び、可能な限りリスクを抑える運用を行いましょう。
入居活動をしっかり行ってくれる不動産会社というパートナーを見つけることも、リスク回避になります。

家賃滞納リスク

入居者が家賃を滞納するリスクとなります。
1ヶ月の家賃滞納は公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の調査によると、全国で6.5%となっています。家賃の滞納については1ヶ月で回収を行うように動きましょう。
また、サラリーマンの副業で素早く行動できない時は賃貸管理会社に全面的に委託する事でリスクを減らす事ができます。
賃貸管理会社では、入居者に身元の確実な連帯保証人を付ける、家賃保証会社の利用を義務付けるなどの対策をしてくれる為、滞納に関するリスクを下げることができます。

価格変動リスク

不動産価値は外的要因により上昇や下落が起こります。
路線開通や都市開発、大学や大手企業の参入により不動産価値は大きく上下します。
投資している物件も大きく価格の変動を行う可能性はあります。
価格変動のリスクについての対策としては大きな下落が起こったとしても、焦らずにじっくりと待ち、将来的に不動産価値が上昇してから売却を行うようにしましょう。
また、不動産投資は経済不況でもすぐに影響は出ませんので、そういったことで言うと不況にはとても強い投資といえます。

修繕リスク

物件の維持には修繕や設備の費用が必要となります。不動産の運用を行っていくにあたり避けられないリスクと言えます。
大きなものとなると外壁や屋根の塗装、配管の交換、室内のリフォームや設備の取り換えや修理など多岐に及びます。
修繕に関するリスクについては修繕費用の積立を行う事で対応を行います。
毎月の賃貸収入の3%をストックし、もしもの修繕に対応できるようにしましょう。

天災リスク

地震や火災などの災害により、不動産物件が予期せぬ被害にあった場合、賃料の収入が得られないばかりか、建物復旧の費用で思わぬ出費となる事があります。
地震は日本のどのエリアでも起こる可能性があるので、必ずリスクに備えるようにしましょう。
こういった天災のリスクに備えるためには、地震保険や火災保険への加入を行う事、地震保険や火災保険への加入でカバーすることが可能です。
また、災害の履歴などを確認し、水害などのリスクが少ない地域を選択して物件を購入することも可能です。
地域の不動産会社はそういった情報もたくさん知っていますので、詳しく聞いてみましょう!

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